2012年10月28日日曜日

2012.10.20 Ready For?のご寄付について NHK『未来へのアクション』公開収録


10月20日(土)は、
NHK Eテレ『未来へのアクション』の公開収録の現場@青山学院 
参加させていただきました。

取材に来てくださったクルーの皆さん!!!




『未来へのアクション』では、
Ready For? の米良はるかちゃんの取組みを紹介しています。
その中で、クラウドファンディングで力を頂いているプロジェクト、
ということで、「いしのま★キッチン」を取材してくださったのです。


しかも、3日にもわたって、
寄付の流れなどを追いかけてくださいました。


その中で、私がふだんは、聞くことのないような常連のお客様の声や
被災した事情、スタッフのお母さんたちの声が拾われていました。

取材に来てくださった日も、色々な打合せが入っていて、
代表・鹿島が立ち会えたところは1部。
ふだん、本当に知れない声が出てきて、そしてまた、
ご寄付してくださった方が「いしのま★キッチン」に来てくださったりしていて、
VTRを見ながら、暗闇で涙腺が・・・・

取材の日・・・・ 


ラーメンを食べてくれている地元の小学生の女の子たち。




放映は、下記の予定になるそうです。

————— 未来へのアクション ———————

本放送11月26日(月) NHK・Eテレ 20:00~20:29再放送12月3日 (月) NHK・Eテレ 13:05~13:34
———————————————————————


クラウドファンディングを起こした米良はるかちゃんは、
この日がお誕生日!!!若干 25歳という若さで、
サービス開始の昨年度11月から、すでに数千万円の寄付があつまり、
多くのプロジェクトがスタートしています。

はるかちゃんの想いやReady For?のきっかけが聞けたり、
石巻で同じく、クラウドファンディングにチャレンジしている
プロジェクト結の中川さんの声が聞けたり。

代表の鹿島にとっても、すごく印象深い、濃い内容でした。


公開収録の内容がどのように編集されるか分かりませんが、
皆さんのおかげで、現場がどう、サポートされているのか・・・
その一部を伝えてくださる内容になっていると思います。

11月26日の放映日が、とても、とても、楽しみです!




左は、ディレクターの伊集院さん。
キャスターの山田さん、右はゲストの津田大介さん。
津田さんは定期的に石巻に入っているので、今度は石巻飲みを約束
寄付してくださった皆さん、応援してくださっている皆さん。
改めて、ありがとうございます!

ぐるぐる応援団 代表・鹿島美織












2012.10.19 原価・・・ 


 お客さまがついてくださったものの・・・
 原価がたいへん高くなっていることが明確に!!!
 なんと、50%も・・・(`ロ´;)

 こ・・・これでは、一緒けんめいに頑張って仕事しても、
 バランスが悪い・・・!!!
 Ready For?の寄付などを頂いて、今までは、
 少ない 道具でなんとかやりくりしていたことを効率化しようと
 動いていますが、原価も同時に見ていかなくては、と
 お母さんたちと話し合いました。

真剣に聞き入るみんな・・・
初インターンデーで手伝いをする翼くん

 ヒロちゃんの後をついで、こういう「会計」「経費」などに
 てこ入れを行ってくださっているのは、
 石巻市の桃生町の佐藤貴子さん♬


 『食でつながろう』プロジェクトで、以前から知っていた貴子さん。
 柔軟な対応などに惹かれて、「人がいない、助けてくださいっ」
 というラブコールに、応えてくださいました。

 さっそく、大活躍中!!!! 
 川上くんと一緒に、原価の計算などをしてくださっています・・・


 上の写真は、19日の細かい原価の発表風景。
 「人件費、工夫しないといけない」
 「領収書はためたらダメ」
 「ラーメンと定食と別々に見たい」など、
 色々な意見が出て、みんなが前のめりでした。

 口にする意見は違っても、「経営をなりたたせなくては!!」という
 キッチンのお母さん達の熱意が伝わってきます。

 素人からの経営。たいへんですが、
 みんなで取組まなくては・・・ と、意識が強く動いた
 キッチンミーティングでした。

 がんばるぞ!!

鹿島美織

2012年10月26日金曜日

2012.10.21 いただきます・・・


 ごはんを食べる前に、きちんと手をあわせてね、
”いただきます”と言うでしょう?

毎日のことだけれど、こうして手を合わせて
食べられることに感謝するみたいにね、
一緒にいる人にも、「ありがとう」ときもちを込めてから、
接していくと、違うよ。

こういうのは、ふだんの習慣だからね。


「iねっと」の青海先生。
人生に、深く影響をおよぼすだろうな、と思う言葉でした。


青海先生(白いシャツ)+メンタリングを受ける3人組

青海先生は、日本NPOセンターの「NPOを磨く15のチカラ」という研修を
受けさせていただく中で、メンターになってくださる方です。

だじゃれが上手です。

元は演劇をしていたんだそう。そして、デザイナーさん。
たくさんの方を、つないでいらっしゃる方でもあります。

昔、方針の違いで、人が離れていった時のお話や、
何かを、あったかい声でしてくださいました。

ああ、長くつづく活動を活動をする方っていうのは、
こんな風に懐の深い方なんだなあ。


とにかく、「チーム」ということや、
「人と一緒に仕事をするには」というところで、
大きな失敗と壁にあたっていて、悩みの大きな近頃。

思いもかけない、いい出会いがありました。


青木さんや、きっと田尻さんや、皆さんが、
うまく設定してくださった出会いと思われます。

素敵な「メンタリング」の機会をくださった
はじめ日本NPOセンターの皆さま、
ワールド・ビジョン・ジャパンの皆さま、ありがとうございます!!

ぐるぐる応援団・代表 鹿島美織

2012.10.16 宮城チーム集結!


 日本NPOセンターの「NPOを磨く15のチカラ」で出会った
 「宮城チーム」が、揃って集まりましたー!

 そして、「いしのま★キッチン」でご飯を食べていってくださいました♬
 ちょーっとバタバタしてしまって、あわわわわ・・・
 
 ありがとうございます!!!

 今日は、みんなで色々な悩みをシェア。
 どうしたら、被災地のNPOの組織がうまくいくかなーというようなことを、
 話し合いました。


宮城チームのあつまりの様子

手前の健太郎くん。神戸出身。

 けっこう、色々な悩みが出てきました。

 私たちみたいな1年目で、
 創業期の悩みにぶつかっているところも
 あれば。

 10年たって、組織の中での
 情報共有がたいへん、というところも。
 
 震災で役割が変わって、
 急速にすることが増えて、
 新しくしないといけないことも
 多いけれど、現場の事業に追われすぎて
 しまっていたり。

 行政の委託事業をうけてしまったからこそ、の悩みなど。
 
 けっこう、いっぱい、出てきました。

メンターのおふたり。
日本NPOセンターの新田さんと青木さん。

 さらっと言っていたけれど、すごいな、と思ったのは、
 学びの森のKさんのこと。
 スタッフの人が仕事から帰ってきた時、
 毎日、必ず、「今日はどうだった?」って聞くんですって。

 4人いるスタッフに、必ず、毎日、聞いていると。
 そして、その報告は、必ず受けとめて、コメントをはさんだり、
 否定したりしない。と・・・。 

 ちょっとしたことなのかもしれないけれど、
 毎日、スタッフの生の声を必ず聞くことを、続けているのってすごい。


 メールなどで「皆が自主的に報告してくれるように」と
 固く考えていましたが、ちょっとした、
 声をかけることとか、きっと大事で、
 そういう積み重ねがあるかないかが違うんだろうなああ、と。


 後半になって、みんなが本音で話すことが増えるに従って、
 生のきもちや悩みが出てきました。
 そして、それを解決していくためのアイディアや実践方法なども、
 ぽろぽろ、ぽろぽろと出てきました。
 


真剣・・!

 時間を経て、一緒に時をすごして、
 悩みを共有したりできると、ああ、なんか
 組織をこえてサポートし合える仲間になるんだなあ・・・

 これからきっと、少しずつ、少しずつ、
 いろいろな深い関係性ができるんだろうと、実感。
 数年後に「あの時は、まだお互い、固かったよねー」と言い合えるような
 そんな友人や仲間ができそう、と予感した日でした。

 数年後、どうなっているのでしょう?

ぐるぐる応援団・代表 鹿島美織
 





 
 
 







 

2012年10月22日月曜日

2012.10.15 「NPOを磨く15のチカラ」


 日本NPOセンターが開催する 「NPOを磨く15のチカラ」
 という研修に、参加させて頂いています。

 期間は、2012年7月まで。
 特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパンのご協力があり、
 研修費は、なんと無料・・・ 
 サポート頂いている皆さま、ありがとうございます。

 10月15日は、仙台に集まって、サポートしていただいている
 [組織の基盤強化]の進捗がどの程度なのかを、発表してきました。


8月末にあった「NPO15のチカラ」の研修の終わり。
100名ていどの人が参加するという大規模研修にっ!!!



NPOといっても、311の震災が起こる前は、エヌピーオーの
「エ」の字も知らなかったし、ボランティアなんか やったこともなかった鹿島。


そして、サボり虫・・・。
NPOをスタートしてからも、ろくすっぽ、NPOの勉強はせず、ひたすら現場で現場主義っていうと聞こえがいいのですが、つまり、ダメマネジメントってコトです。

そんな鹿島にとって、NPOの基礎から、総合的に教えて下さる機会は貴重。
(だって、努力して本読むのは 難しけrど、行けば教えてくれるって、
さぼり虫には嬉しい)



社会のサポート、受けてるんだなあって身にしみています。

いい子ちゃん発言みたいですが、
なんか、組織ってタイヘン。
人とやるってタイヘン(`ロ´;)。


いきなり独立というか団体をたちあげても、
一匹狼が、いきなり「リーダー!」とか呼ばれて、
社会起業家 とかのカテゴリーに入れられたって、
苦手なものは、苦手です。

今までは上司に、不満やつらいところをぶつけていればよかったのに、
なんと立場が逆てーん。

ぶつけられるのは自分だし、頼られるのも自分という状態になると
困惑。困惑!大困惑なのです。

しかも被災地では、状況の日々変わるし、
充分な活動費もない中で、想いで人が何かを生み出していくのです。
(なんていったって、1年半たつ鹿島は未だに持ちだし人生。。> <)


マネジメントの壁にぶつかって、ペシャリ。
ベシャリ。と潰されていたのでした。

正直に言うと、「15のチカラ」の話を頂いた時は、
「月に2回も3回も研修があるではないか!そんなの無理ー!」
という反応でしたが、手がとまったのは、
ぴかーーん。というタイトル。


組織編

[持続する力] パワーを生み出す組織のあり方[推進する力] ここで差が出るマネジメント[育てる力] 成長する人づくり[まきこむ力] 思いを受け止め共感を広げるボランティアコーディネート[整える力] 安心・納得・自己実現の労務管理[組む力] 健全で成果が出るパートナーシップ[ふりかえる力]  やれば役立つラクラク評価[説明する力]  組織を伝えるための会計




ううむ。心ひきつける、うまいタイトルですね。

マネジメントにペシャリの鹿島には、
キラリ、キラリと光ってみえました。


ちなみに、下が『アカウンタビリティ』の講座の時のメモ。
こんな感じのことを、総合的に、色々と教えてくれるのです。




まじめ・・・でしょう?

アカウンタビリティ
 ・アカウンタビリティ(説明責任)とは、
  あらゆる組織体において権限を有するものが自ら
  行った結果、または行うべきことをおこたったことが招いた結果について、
  合理的な説明を行う責務を意味します。

 ●対外的アカウンタビリティ
 ・経営者が適正な財務諸表の開示、有効な内部統制システムの構築、
  監査の実施などにより、株主などに対する
  「アカウンタビリティ」を果たす必要があります。

 ●内部アカウンタビリティ
 ・経営者から権限委譲された管理者・従業員などが、
  経営者に対する「アカウンタビリティ」を果たすことが
  要求されます。

 ●会計
 経営者が適正な財務諸表の開示、有効な内部統率システムの構築、
 監査の実施などにより、株主などに対する
 「アカウンタビリティ」を果たす必要があります。


上だけ見ると、杓子定規な研修みたいですが、
「ていうか、スタッフだって、もっと責任もって!一緒に悩んで」(鹿島)
「いきなり 責任とか言われても...
そこまで、求められても・・・」(スタッフ)

なせめぎ合いがあった中では、

「従業員の責任って?」「代表ってどこまでやればいいの?」ていう
ことが、本当に悩ましかったのでした。

難しい言葉でも、あーハッキリ 言い切ってある!
という明快さに納得。

15個あるので、興味の程度は分かれるのですが、
総合的に見れた安心感と、色々な先人の方たちの方法論を
だだだだーーー っと総合的に知ることができて、
ためになっています。

感謝・・・😌 です。

企業が受ける研修って、1日で本当に数万単位します。
15の講座があって、合宿をさせて頂いたり、
メンターがついてくださったり。額にすると相当なハズ。
ありがとうございます!!)


まーしかし!

「知るは易し、行うは難し」
いっぱい知ったからといって、スグに実行できるわけではないのでした。

精進、精進!!


ぐるぐる応援団 鹿島美織


2012年10月18日木曜日

『津波からの生還』翻訳ボランティアさん募集:あと15名前後のお力を


「生還者の体験談、翻訳中にあまりのすさまじさに
涙が出て 手が止まることがしばしばです・・・・」

「手を挙げてくださったボランティアの方々もこんな思いをされているかも・・・

英語で伝えることの意義を信じて進めるのみです。」


翻訳を中心に進めてくれている中西仁美ちゃんからのメッセージ。
(高校からの同級生で、現在はキャンベラ大学の助教授の彼女


ありがとう・・・・!!)



皆さんのシェアのおかげで、10名のボランティアさんから
ご連絡をいただきました。感謝・・・> <

当初は生還者5名分を1セットとして呼びかけていましたが、
とても気もちに負担のかかることから、
ご都合や無理のない範囲で
生還者1名分の翻訳からでもご参加いただきたいと考えています。

逆算すると、あと、15名前後のお力が必要になりそうです。
どうぞ、よろしくお願い致します。


『津波からの生還』翻訳ボランティアさん募集 

■ご協力いただきたいこと
 三陸河北新報社「石巻かほく」編集局 編
 『津波からの生還 (東日本大震災・石巻地方100人の証言)』
 の翻訳

■ご協力頂きたい内容:
 ●河北新報社の「津波からの生還」
  生還者 数名分の翻訳
 (生還者1名につきWord 約1〜2程度のボリューム)
 ●期限:〜2011年11月30日

■大まかなステップ
 1)ご応募

 2)検討、人数に合わせて、
  ご協力いただける方にご連絡
  (20〜30名程度を想定)

 3)お願いしたい翻訳文を事務局から送付
 
 4)英語翻訳をしていただいた文章を送付いただく
  (〜2011年11月30日)
  
 5)ネイティブチェック → 修正
  ※ ネイティブチェック&全体調整により、
   翻訳頂いた文章に修正/加筆等をさせていただく旨を
   ご了承ください。

 6)生還者100名分の翻訳を統合してファイリング

 
■応募内容
下記を以下のメールアドレスに返信ください。
 book@guruguru-o.org
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 名前:
 Name:
 住所:
 電話番号:
 メールアドレス:
 備考:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■問合せ先
 ぐるぐる応援団 翻訳ボランティア事務局
 book@guruguru-o.org

2012年10月8日月曜日

2012.10.7 ネクタイでシュシュをつくろう



 手しごとプロジェクトを一緒にしているパートナー
 Tie For Change のちこちゃん こと 千正宏美さんが、
 キッズのワークショップにも来てくださいました。
左の手前がちこちゃん。
女子チームが興味しんしん・・・

 シュシュのワークショップやるよー!というと、
 MちゃんとMちゃん、Yちゃんが
 「やるー!!!」と嬉しそう。いそいそと机に集まってきます。
 

これがシュシュ。ポイントでつくってます

 チャリティで寄付されたネクタイを解体した布で、
 シュシュをつくっていきます!

 


 アレンジを変えたKちゃん。
 ネクタイでリボン!いい発想だー
 
 それに触発されたのか、裏地の薄い布をほどいて
 シースルーのロングリボンをつくったり、
 黒いゴムを三つ編みにして、カチューシャのベースとして使ったり・・・

 さまざまなアレンジが、どんどん、どんどん、されていきます。


髪にリボンと裏地をつかって



カチューシャをつくってご満悦。


ピンクの布でコツコツつくっているめぐ。


髪にt
 その間、男の子たちはてんでに遊んでいました。
 やっぱり、女子向けのワークショップだからなあ。

 下は、ネクタイの裏の芯となっている布を
 ぐるぐる巻いて、ボールづくり。


ぐるぐる、ぐるぐる・・・
 

そして、ここからはゴムとび大会に。
華麗なこどもたちのジャンプを連続でお伝えしますっ!!


助走して、ヘイ!

あれ、転んじゃった


女の子とは思えないジャンプ!

成功!

軽やかな飛び!



助走!

ジャンプをしようと順番待ちのこどもたち。

おっ これは鮮やか!

おっ いい飛びだ〜 選手みたい!

着地成功〜〜〜
  
 こどもたちの飛び、いかがでしたでしょうか?
 


ぐるぐる応援団代表・鹿島美織