2012年6月5日火曜日

2012.6.5 ぐるぐる応援団のビジョン合宿!


ビジョン合宿に行ってきました〜!!
ずっと課題だった、ビジョンについて。

泊まったのは、パレス松洲。すごく贅沢をしました。

津波も来たところですが、リニューアルも入り、
きれいな館内です。
会議室を借りるのを辞めて、お部屋をバージョンアップ。
4名で海の見える2間の和室を、ゆったりと借りました。

窓をあけたらそこには、松島の美しい景観。
お庭も広々と広がっています。

お部屋からの風景。自然の雄大さを感じさせてくれる
美しい場所。日常を離れてリラックス

去年の3月1末から被災地に入って、
当時は、泊まる場所もなかったし、車中泊が当たり前でした。
東京と宮城を往復しながら、寝袋とザックを持ってうろうろ。
避難所の一角で少し寝袋をひかせて頂いたり。
神社の軒下で雨露をしのいだり。泊まる場所がなくて、
不安な気もちで、座っていた夜中の石巻駅の前。

ETIC.の辰巳さんのご紹介で、てんとーむし団のみどりちゃんと出会って、
渡波小学校の裏で、わたのハウスに泊めてもらえるようになったのは、
本当に嬉しかったな。
津波をかぶってガラスも割れていて、
風塵がいつも舞い込んでいたけれど、屋根があって、
お水が出て電気がつくことが嬉しくて、贅沢でした。

でも、震災から1年ちょっとたって、そういう環境のまま
走り続けることに、少しずつ歪みが出てきました。

なべちゃんやヒロちゃんが来てくれてからも1年。

生活や労働環境もそうだし、
私の方でふたりに求める無言有言の仕事のプレッシャーで、
かなりストレスの高い状況に追い込んでしまっていました。

ナベちゃんは、一時期、事務所に帰ってこなくて、
避ける状態になるまでいって、お互いの不満をぶつけあいました。
大人ななべちゃんのキャパシティによって、
なべちゃんとの関係は前に進みました(なべちゃん、感謝!)。

ヒロちゃんは今も息がつまりそうになっていて。



何をコアにして皆で活動していくのか、
そういうことを作ったり確認することがなくては、
前に進まないような状態でした。

小さな団体で、それぞれが独立して、それぞれの業務を持っていて、
みんなが孤独や疑問や、いろいろなものを抱えていた(いる)と思います。




広い海と緑をながめながらの話し合い
佐藤光樹くんも再合流して、5名での合宿

ふだんの環境を変えて、のびのびとした空気をすいながら、
現実を離れた形でそれぞれの考えを理解したり、
ビジョンについて考える機会は、とても必要とされていたことでした。



「板ばさみになるんじゃなくて、生きがい仕事をすればいいんだ!」
きっと、右腕合宿もいい場だったんだろうなあ。

iLEAPのプログラムに参加させて頂いて、
・個人の心からの仕事ややりたいこと
・活動
この2つのアライアンスがとれていることが、
とっても大事ということを心から感じました。

そういうことをうけての合宿です。
まず、ここにいる一人ひとりの考えを理解しあって、認めあうことが大事。

言葉でいうことはできても、本当にそれをすることの間には、
どれだけ壁があるか・・・。
でも、お互いの考えていることを伝えあうことで、
それぞれのもつパワーや価値観に、触れた気もちがしました。


ラブを書く川上くん。

プログラムを主導してくれたのは、川上氏。
モチベーショングラフ、とっても有効だった!
合宿の進行についてや、コアな部分にきちんとアプローチしてくれる。
「ナイスファシリテーター!」のかけ声が、とびかってました(^^)


おや。なべちゃんまでラブだ!

ぐるぐる応援団のキャパシティを大きく広げているのは、
やっぱり、なべちゃん。
「徳」ということについて、もーなんだか、スペシャルな人です。


早朝、東京へ出発する光樹。
ビジョンの出し合いの時に、すごくよかった!


松島の避難所でたいへんで、就職活動もできなかった去年の3月から、
1年間をつかって、多くのものを吸収している光樹。
フットワークの軽さとその勉強する姿勢・・・伸びやかな若者です。

それぞれのもつパワーや価値観に、触れた気もちがしました。

みんなで改めて出し合ったニーズ、

キーワード





〜 Special Thanks/心から感謝。。。 〜

★ETIC.の皆さま、「右腕プロジェクト」に関わるみなさま、
 寄付をしてくださっている方がた

 人がいなければ、活動はスタートしないし、動かない
 
 宮城さん。忙しい中で時間をつくってくださって、ありがとうございます。
      そのIgniteの発火をどれだけ世の中に送りだしてきたのだろうと。

 玉川くん。何かあるとよく、玉ちゃんに電話します。習性です。
      なべちゃんとの関係が戻せたのも玉ちゃんのおかげが大きい。

 山内さん、辰巳さん。1年前、何もない中でこのような機会をくださって、
      ありがとうございます。それが始まりでした。


★日本NPOセンター/市民社会創造ファンドの皆さま

 「いしのま★キッチン」のプロジェクトに頂いた
 組織基盤強化の助成金があってはじめて、このような合宿をできていると思います。

 地元のお母さんたちにお支払いする人件費のめどもたたない状態での
 見切り発車をしていたので、、、、(残額15万円まで!)
 助成がなければ、かさんでいくボランティア活動費と、いしのま★キッチンの
 厨房などの初期費用に追いつめられて、チームビルディングを
 大事にできる余裕もなく、険しい表情のままだったと思います。

 今も厨房機器の購入や運転資金など、目の前の問題は積算していますが、
 とにかく、スタートをして動いている状態になっているのも、
 みなさまのご寄付や助成のおかげです。ありがとうございます。

みんなは元気。
鹿島はヘロヘロの11時

シアトルでiLEAPに関わる皆さま、加藤徹生さんはじめWIAの皆さま、
 3rd Delegate 「Real 10 Circle」のみんな

 きっと、みんながそれぞれ、自分のやりたいことを
 心にもって、心から動いたら、それぞれの持ち分で社会が変わるんだなと。

そういうことを真に理解したのは、iLEAPに参加したから。
すばらしい時間でした。

かとてつさん、いつものナイス猛獣使い!でチャンスをありがとうございます。
的確なエサの与え方(笑)


★ワカツクの一馬さん、中村さん

 川上くんのポジションと来たら!彼の戦力は莫大です・・・
 今回は、急な合宿だったので、茜ちゃんが参加できずに残念でした。 
 ふたりがいなかったら、どうなっていたことでしょう。

 人の面とF+と両面で支えてくださっています。
 モチベーショングラフ、ワカツクからの流用です!

★つなプロ/気仙沼の川崎さん

 悩みに、一晩、延々とつきあってくださって、

ありがとうございました。
チームということの考え方を行動として示していらっしゃる方だなあと。
大きな影響力でした。



★「いしのま★キッチン」のスタッフのお母さん

 いない間もお店をバリバリ動かしてくださって、ありがとう!ございます。
 お母さん達も私たちもぶつかるけれど、
 そういうぶつかりあいがあって、悩むことがある中で、
 私たちのビジョンが出来てきているな、と。


★その他、支えてくださっているたくさんのみなさま





合宿も終わり!ジェラート屋さんで、イエイ♬



チームで活動するって、なんて難しいんだろう。
そういう思いの中で、
ぶつかったり、切れたり、結び直したり。

いろいろな経験をさせて頂いたことが、この大事な合宿につながっています。
これを持って、さらに被災地でみんなとつくれることが、多くなりますように。





ぐるぐる応援団代表・鹿島美織@ラグソングッピー



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