2012年3月30日金曜日

2212.03.26 チーム 何でも屋さん

皆さん、「なんでも屋」さんって、知っていますか?

実は、3月27日の保健所の監査を前にして、困っていたのが水道のとりつけ。
震災前には水道があったみたいなのですが、
厨房のひとつには水道館だけで、水槽がなくて、このままでは許可申請が通りません。

水槽は購入したのですが、困ったのは、とりつけ。
上の方に配管の先があるだけで、カベからひっぱってくる
パイプづくりから水道に接続するまで、
ちょっと素人の手におえる範囲はこえていそうでした。

でも、
水道屋さんも、ぱんぱんです。
特に、仮設住宅の凍結なども重なったので、どこも忙しくて
対応してくれるところがみつからない・・・

そこで、東北大学のインターン、川上くんが連絡したのが、
「なんでも屋」さん。
報告を受けて、「えっなんでも屋?」とびっくりしたのですが、
さらにびっくりしたのが、あまりの活躍ぶり。

水道だけではなくて、1年間、海水を放置していて、
扉の錆をざっくり起こして、フタをあけて、
(塩さびしていて、下水口もあけられなかった)、
ドロドロと固まった1年前のヘドロをやっつけてくれてました。
いやーな匂いの元はココでした!


真ん中が便利屋さんのカワニシさん。
そして、青いジャンバーが元ラーメン屋さんのお父さん。

リーダーのカワニシさんは、北海道から移り住んで30年。

「なんでも屋」さんのその名の通り、大きなお買物から、
ガタピシャいう戸を直したり、凍結してしまった仮設の水道を復旧させたり、
なんでも、対応してくれます。
おじいちゃんおばあちゃんのリピーターが多いそうです。



前に塾をしてた時の教え子のひとりが「いしのま★キッチン」で
仕事をしてくださるお母さんで、とても親身に協力してくれています。

倒れかけた木を切っていたら、木が倒れてきて下敷きになって、
身体中が黒くなってしまったんだそう。
左手は赤黒くぱんぱんにはれあがっていて使えません。

それでも、ペンキを卸売り価格で安く手に入れてくださったり、
とっても安く水道をつけてくれたり、
「ぐるぐる応援団の応援をする」と言って、
いろいろ協力してくれています。

もう一人の男性の方は、元ラーメン屋さんだったそうです。

震災でお店がつぶれて、なんでも屋さんの見習いになったそう。
寡黙なおんちゃんです。

なんでも屋さんのお仕事で庭の手入れをしていたら、
「ショウカロウさん、何やってるの」と、流れる前のお店のお客さんに
話しかけられて、つらかったと話をしていました。

日野さんが、ラーメンを再開できるのを、
「よがったね。おいは無理だったけど、がんばれ」
って言っていらっしゃいました。

ぐるぐる応援団代表 鹿島美織@ラブソングッピー

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