2012年8月21日火曜日

石巻市 災害マネジメントと観光についてヒアリング




今日も、キャンベラ大学の中西さんと一緒に、
ヒアリング&現状把握を行ってきました。

まずは、専修大学で行われた「プチ市民の会」の前に、
石巻市の復興部の部長でいらっしゃる星様と打合せ。
星さま、ありがとうございます。


再開発地区の話や堤防など、今の状況を知ることができました。
ご協力くださった石巻の観光協会の後藤会長、石巻市の星さま、
本当にありがとうございました。



石巻市の復興関連の部署の部長さんと、
情報交換&打合せ



夜は、波小学校の管理人をご経験された、山田葉子さんのお話。
(今は、キャンナスで働いていらっしゃいます)

山田葉子さんの話に聞き入る一同。
津波が遠くの屋根を超えるのを見た。
走って逃げるときには、まだ人がいた。校舎の前や体育館もあけた状態。
校舎の前にいる人たちには、津波が屋根を超えたと伝えながら逃げた。

津波が来て、体育館と校舎が分断された。
学校自体には先生もいたが、体育館と校舎で、先生も分かれてしまうことになり、
こどもを迎えにいった親と体育館にいたこどもも分断されていた。

体育館は2mの津波。
1階からは外が見えなかったので、分からずに落ちついた雰囲気だった。
校舎の方は1階が津波でダメになり、みんなが2階以上に避難。

400名が体育館、400名が小学校にいるという状況だった。

避難所になっているので、備蓄があったはずだったが、
同じ小学校の中でも校舎の方に備蓄は集中しており、
体育館にはいっさいの備蓄がなかった。

・・・

知り合って、もう1年半も立つけれど、葉子さんから、
しっかりと当時の話を伺ったのは、はじめて。

「避難訓練ではなく、避難所訓練を。」
ひとつひとつが、非常に力強く、被災なさったからこそのメッセージに満ちていました。


こういう話が、たくさんの方に届くといいな、と願っています。
石巻に来て、色々なお話を聞きたい、という方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、お声掛けください!





おまけ。今日の「いしのま★キッチン」のメニュー

 ぐるぐる応援団・代表 鹿島美織@ラブソングッピー

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