2013年3月6日水曜日

DIY 進行中・・・


 2月の頭の風景(今頃ですみません)。
 
 乃村工藝社の方たちが来てくださって、みんなでDIYの
 第1期工事を実行!

 何度かに分けて、チーム別に制作シーンをお伝えします。
 
 乃村工藝社皆さんが、ホーマックに買い出しに行っている間・・・
 フロアチームが、まず、キッチンの真ん中にあった壁を取り除いていきます。
DIY風景

 ここで大活躍したのが、常連のお客さまのカズさん。
 そして、オレンジ王子とめぐちゃん。
 カズさんは、お休みなのを知らずに食べに来てくださって、
 巻き込まれました・・・(笑) 
 
オレンジ王子。うまい

第一歩は、上のガラスを取り除くことから。

ねじなどが外からは見えないので、
おしてもひいても取れず、まず、困惑。

でも、ガラスをのせたまま壁を外すと、割れて大変そう・・・
さて、どうするか。




そして、王子がカッターでゴムを切っていくことに。
はじめは動きませんでしたが、ガラス面にそって左右から切り込みをいれていくと・・・
おおっ ぬけたあ!

そして、左右にあった金色の柱を、めぐが分解していきます。
インパクトをもっている高校3年女子。かっこいいス。


めぐ。おっ 器用です・・・




ふうむ。
DIYをするのに、まず、大切なのは、観察力であると実感。
構造をよく見る!・・・・


そして、その後、いよいよ 壁を壊していきます。
どうするかって・・・押したりひいたり、原始的に分解して行くのです。

ここで驚いたこと。
それは、石巻人は、高校生のめぐやオレンジ王子を含めて、
バールのつかい方がうまかった!!!

バールではがしていきます


びっくりしていると、
「震災の時に、たんす開けたり 瓦礫をのかしたりして
バールつかってたから」と。

確かに、2011年のボランティアをしはじめた時に
よく泥かきをしていましたが、
泥水を含んだたんすは膨張して、しかも重くて、運ぶのも、開けるのも大変だったなあ。

王子の自宅は、きっと、形も見つかり難かったと思うけれど、
女の子のめぐも、たんすをバールであけたりしていたんだなあ。

「飲む水がなかったから、自動販売機を開けてしのいだ」こととか、
「食べものがなくて、泥の中からコンビニのお菓子をもらった(店長さんの前で)」
とか、そういう話が出てきました。

私が知っているのは、3月末からだけれど、
大きなタンスや流すにも水がなくて、
あの時の匂いや重さや、いろいろな記憶がよぎりました。

そして、ベニヤをはずしていきます
そして、白いベニヤをはがしていきます。

去年の4月にオープンする前、光樹や川上くん、トッキーやたけしや
皆と一緒に、白いペンキをぬって、泥を覆ったなあ。
なつかしく思いながら、バールで切り込みを入れて
周りをはがすと、海水につかってでちょっとペコペコした感じの
ベニアが出てきました。

ベニアちゃん、1年間、ありがとう!お疲れさまでした・・・。


ということで、次話に続く・・・

























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