2013.1.13 ちくちくワークショップ

　小学生女子の「ぬいものしたーい！」
　という声があって、ぬいもののワークショップ。
　
　翼くん＆石黒くんと、布を選びに行きました。
　いやー　しかし。今は100円ショップが、
　なんでも売ってますなあ。

　ちょっと、布の質はソレナリですが、いろいろ、
　男の子も女の子も好みを選べるように、と、少し多めに購入しました。

石黒氏とちびっこメンズ。ぬい物への興味ゼロ・・・

　ちびっこメンズ組みは、さすがに難しかったのか
　石黒氏とたわむれております。


　まずは、なんでも器用なIちゃん。
　

気に入った布をセレクト

　かわいらしい、赤のストライプの布を選んでいました。
　おお・・・　ぬいものを求めてきただけあり、手早い。

　２０分ほどで、なんと完成！パチパチ👏

まずは、シュシュを手早く完成！

　メンズ組の代表は、Kくん。

　ラフを几帳面に書いていき、カバンのイメージを伝えます。

　使う布は・・・男の子らしく、黒のチェック！

メンズ！やる気まんまん

　お母さんから呼び出され、急に帰らないといけなくなったKくん。
　ラフを一生懸命に書いて、材料も切った状態まで終わっていて、
　残念そうだったので、鹿島が引き継ぎましたー。

なんとなくの流れで、Kくんの作品を引受けることになり、
鹿島作。こんな感じで、Kくんのイメージ通り？に
完成していたのでしょうか？

Rちゃんは、「今日は写真ダメ！」らしいです。
　100円ショップの布なので、
チェック柄にあわせてまっすぐに切ったつもりが、
うまくまっすぐにならずに、イラッとしていました。
（もともとチェック柄がゆがんでいるらしい）






　「Pちゃんがカバンをつくってくれた」と
　自慢そうに言ってくれました。

　石巻の方では、おばあちゃんのことを
　「Pちゃん（ぴーちゃん）」って言うらしいです。

　「ミシン、流れちゃったから、Pちゃんの全部手縫いなんだ」と。

　それはすごいねえ。カバン全部手縫いって・・・。　

何をつくるのかな？

そして、今日の敢闘賞は、
なんといっても、彼女。

集中力を発揮しまくり！です。


　1時間延長して、18：00をまわっても、ちくちくと集中・・・。

　実は、鹿島もこの後に東京に戻らないといけなくてバクバクしていましたが、

　こどもが真剣に縫っていて、そういうのいいなあって帰りそびれておりました。



　私たちのあそび場は13：30からはじまって、たいていは17：00で終了。
　3時間半とけっこう長いため、
　夕方はすこーし「早く帰ってほしい」オーラが出てる管理人さんもしばしば。

　しかし、この日の管理人さんは、
　17：00を大幅に過ぎていたのに、待ってくれていました。

　20歳程度と思われるこの若い管理人さんは、
　こどもたちをきちんと可愛がって、見守って、
　シメルところはビシッとしめて、すごいなあという方です。
　
　雨や雪でこどもたちが濡れたりしたら、
　さっとタオルを持ってふいてあげているけど、
　こどもたちが汚い言葉を使ったら、ビシッと怒る感じで。

　こういう若い人がいるのは、イイ。(`・ω・́)ゝ
　いつか働くなら、スカウトしたい感じであります。

　では、バラの花がきちんとつくバックが完成されるまで。

　

　　

　
　

完成！！！よかったね

　すっごい、この子は大物にナル！と確信。

　「家、流されて感謝してる部分もあるよ。
　いろいろだったし。学校も近くなったし」と言いつつ、
　もくもく　と針を動かしながら、大人の発言も。
　
　感性と根性がすばらしかった。

　なにかを成し遂げるだろうなあ、という予感がまんまん。

　今度も物作りしようねー！
　　
鹿島美織