いま、字種事業として準備を進めて語り部タクシー。
宮城県タクシー協会さんとの共同です。
今日は、準備として街歩きをしながら、想定するコースの確認をしてきました。
あちこちで、防潮堤の建設もはじまっています。
街を守ろうということから建設されている防潮堤。
しかし同時に、海に親しんできた人たちから景色を遮断してしまう側面など、さまざまな面あります。
・視線が遮られるため、津波などが実際にきている時に危険に気づきにくくなる、という視点もあります。
・特定の高さを超えるような大きな地震や津波に耐えるガル数はない。
(ある一定の揺れやエネルギーによって、そもそも壊れるものです)
・東日本大震災の時の大きさの津波よりも、低くつくられている地域もたくさんある。
・ある一定の大きさまでの津波を高潮などでの被害を軽減する。
・逃げる時間を確保できる。
そういう基礎的な知識を持ったり伝えたりすることも必要だなあと感じています。
どのくらいの高さの防潮堤になるのかを示した位置 |
防潮堤の高さを体験してみることもできます |
防潮堤の上からの景色。 海は見えなくなってしまうけれど… |