ぐるぐる応援団では、2011年の後半から万石浦の支えあい拠点センターやその横の陽だまり公園を中心に、毎週日曜日に13:00〜16:30のあそび場を行ってきました。
2011年の夏に渡波小学校の避難所の裏手でスタートされた「わたのハウス」が活動のきっかけ。避難所の解散と「わたのハウス」の建て壊しに伴って、場所を「ニューわたのハウス」、「万石浦支えあい拠点センター」へと変えながら活動を続けてきました。
移動サポートなどの活動が主だった私たちにとって、
当初は、子どものあそび場づくりは決してメインではない活動でした。
ボランティア募集もしていなかったため、県外から来てくださるのは、
活動している人からつながった、少人数の方たち。
昨年度は、完全な自己資金で運営をする中で、
資金も人も限られていました。
しかし、さまざまな背景を抱えた子どもやさまざまな体験をした子たちにとって、
思いっきりあそべる場は大事な場。
地元の被災した高校生や大学生たちが、
バイトしたお金を交通費に持ち出し続けながら活動をつけてくれていました。
そんな中で課題となったのが、活動の頻度や内容。
多くの高校生ボランティアが卒業していく中で、
毎週、仙台から戻ってくるのは負荷の高い状況。
さらに、週1回では準備も追いつかず、内容も少しマンネリ化している感触がありました。
話し合いをしている学生ボランティアリーダー |
何度か話し合いを重ねた結果、いま、私たちが掲げているのは、
「子どももボランティアも楽しく」ということです。
そして「学生や大人の僕たち、私たちが
一緒にいるからこそできる体験やあそび」にこだわろう、と決めました。
今年度は、地元の学生さんたちが寄付集めや企画をリードし、
「あそび場」「ワークショップ」を新しいスタイルにバージョンアップしていきます。
子どもに思いっきり楽しんでもらって、
私たちも笑顔でボランティアを続けられるために、
3月から少し、お休みをいただきます。
5、6月ごろにはお披露目できると思いますが、
子ども達が参加したくなるような場をめざしていますので、
ご理解をよろしくお願いいたします。
どんな場にするか、も話し合っています |
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